戦国の終焉

珍しく二日連続更新!それも消化シリーズでなく!!


ということで、今日の撮りたて写真をアップします。。。




今日は昼から出かけてきました。前々から調子の悪かった腕時計を修理に出そうかと思いまして。
実は一昨日にも修理出そうと思って、買った某量販店に行って相談したのですが、「特に問題ないですね」とつき返され結局その日の夜に不具合再発。わざわざ(?)新宿まで行ったってのにまるで無駄足でした…。


まあ、詳しくは今度時計が返ってきたときに書きますが、とにかく今日こそは修理出してきました。秋葉原のメーカーサービスセンターまで行って。





で、その帰りにちょっと大宮に寄って(寄るってレベルじゃありませんが)JRネタを撮ってきました。

目当てはコレ→「EF65-1059廃車回送


EF65電気機関車のアイドル機、1059号機がいよいよ引退するようです。噂は少し前から聞いていたものの、詳細が分からず諦めるつもりでした(小田急じゃないしまあ仕方ないか…と)。
しかし、秋葉原からの帰りの電車内で携帯開いてコミュニティサイトを開いたところ、ちょうどその瞬間に「廃車回送大宮到着」との書き込みを発見。


うーむ・・・タイミングはいいんだけれど、大宮は遠い…。でも、是非記録したかった機関車だけにみすみす逃すのも惜しい・・・。




・・・一瞬悩みましたが、行くことに。。
新宿から湘南新宿ライン乗っていけばそんなにかからないだろうし、最後のチャンスなので一目見たい、と。


それで、何はともあれ大宮着。
既に入庫しているかもしれない、でも車庫の脇からでも見れればそれでいいかな・・と、撮ることに期待はしていなかったのですが、着いてみると・・・・・



いました!回送到着から一時間近くたっているのに、まだホーム横の側線で待機中でした。


当然ですが、かなりのファンが集まっていて撮影会状態でした。自分も乗じて何枚か記念撮影。。。



真横から。



そして前側。最初の写真は後ろ側を撮ったもので、テールライトのところに赤い反射板が取り付けられているのが分かると思います。


そしてなんと言っても外観。ご覧のとおり、前面が黄色、側面が青というかなり目立つ塗装になっていますが、これはJR発足時に新しい塗装案を試す試験として塗られたものです。他にもいくつかのデザインが別々の機に試されましたが、いずれも後に戻されたり廃車になったりして現存しておらず、今日まで残ったのはこの1機のみでした(結局この色は却下になったようですが)。そのため、文字通り"異色"の機関車ということで人気者だったわけです。愛称は「センゴック」「戦国」・・・etc.(笑)




建物の下で真っ暗だったので手持ちだとかなり厳しかったですが、感度上げたりセルフ使ったりしてなんとかブレを最小限に抑えたつもりです(三脚買おう・・・)。






以上で1059の記録写真は完了ですが、実はその他にもたくさんネタがありました。。
次回の記事で書くことにしますが、他のものを色々撮っているうちに時が経ち、最後のお別れのときがやってきました。



入換機のDE10形(1099号機)が近づいていきます…。
どうでもいいですが、作業員の方の"かまり乗り"、やってみたいです(笑)


そしてセンゴックに連結し(隣の線路を通って一旦向こうへ回り込み、転線し戻って後ろ側に連結しました)、さらに連結した状態で再び転線し・・・



奥の線路から出てきました。柱がありますが、まあドンマイですね。
誰かが言ってましたが、「センゴックがディーゼルを牽いているみたい」(笑)



ゆっくりゆっくりと奥の工場へ移動していき、やがて見えなくなりました・・・。
この後の処遇はどうなるか分かりませんが、解体か保存か…。保存してたまに展示するようにすればファンは喜ぶのでしょうが、色を除けばただの一機のボロ機関車ですからね・・どうなるか気になります。





とりあえず、言うならば「30年間お疲れ様でした」と。。"初対面"がお別れなので変な感じですが・・・






JRはあまり詳しくないし好きでもないのですが、貨物列車や機関車は小田急にはない魅力ということでちょっと関心があり、"ネタ釜"の筆頭であった1059号機にも一度お目にかかれたらいいなと思っていました。皮肉にもそれが実現したのは"お葬式"ですが(汗)
今回撮れたのはふとしたことからなのですが、結果的にいい記録が出来てよかったです。(一昨日の無駄足も無駄ではなかったということか・・?)





以上、EF65-1059の回送、即日アップでした。。。


続き(1059以外のネタ)は明日以降書きたいと思います。(最近小田急が減ってるのが気がかりですが、もう少しお待ちを・・)